会葬礼状の表書き
★ 会葬礼状の内容は簡単に
葬式が終わったら、参列してくださった人たちに会葬礼状を出します。最近は告別式終了後に出口で手渡しすることが多くなっていますが、ていねいにする場合は一両日中に郵送します。
会葬礼状の内容は、忙しい中を参列してくださったことに対するお礼と、取り込み中で不行き届きがあったことへのお詫びなどを簡単に書きます。くどくど書く必要はありません。葬儀社で用意してくれるものもあるので、相談するといいでしょう。
差出人は喪主と親族代表、葬儀委員長などの名前を列記し、死亡通知と同様に黒枠のついたはがきで出します。ていねいにしたい場合は封書にして出すこともあります。郵送する場合は、葬儀のときの受付においた会葬者名簿に従いますが、住所や名前に誤りがないようによく確認することが大切です。
★ 会葬できなかった人にもお礼状を
事情により会葬できず、香典やお悔やみの手紙、弔電などを送ってくれた人にも、会葬礼状に準じてお礼状を出しましょう。
★ 会葬礼状の表書きのいろいろ
表書き | 読み方 意味 |
水引の色 | 水引の結び方 | のし |
御会葬御礼 | ごかいそうおんれい 葬式や告別式の参列者へのお礼状に |
黒白 | 結び切り | なし |
一礼 | いちれい 「御会葬御礼」と同様に用いる |
黒白 | 結び切り | なし |
御挨拶 | ごあいさつ 香典や弔電をいただいた人へのお礼状の表書き |
黒白 | 結び切り | なし |