病気見舞いの表書き
★ お見舞いに伺うときは
病気の人や怪我をした人を見舞うときは、相手の気持ちを考えることが大切です。あらかじめ家族などにお見舞いができる状態かを確認してからにしましょう。お見舞いに伺うときは短時間で切り上げ、病人を疲れさせないように気遣うことも大切です。小さい子供はできるだけ連れて行かないようにするのもマナーです。
お見舞いの品としては、喜ばれるもの、迷惑にならないものを選びます。缶詰、果物、菓子、花などが一般的ですが、食べ物は食事制限がある病人には適さないので注意しましょう。
★ お見舞金を包むときは
入院中はなにかとお金がかかりますから、現金を包んでも喜ばれます。その場合は、白い封筒か祝儀袋、あるいは袋の左側に赤い帯の入った見舞い用の袋に入れます。病気や怪我はおめでたいことではないので、祝儀袋というと奇異な感じがしますが、「一日も早いご全快を」という祈りを込めて贈るので、祝儀袋でもかまいません。抵抗がある場合は、白い封筒を用いましょう。
★ 病気見舞いの表書きのいろいろ
表書き | 読み方 意味 |
水引の色 | 水引の結び方 | のし |
御見舞 | おみまい お見舞いの表書きとして一般的なもの。災害見舞いにも |
紅白 | 結び切りかあわじ結び | なし |
お見舞 | おみまい 「御見舞」と同様に使う。あまり大げさにしたくない場合に |
紅白 | 結び切りかあわじ結び | なし |
祈御全快 | ごぜんかいをいのる 病気見舞いに。「御見舞」より少し改まり、全快を強く願う意味合いがある |
紅白 | 結び切りかあわじ結び | なし |
御礼 | おんれい 快気祝いとしてではなく、入院中にお見舞いをしていただいた御礼をしたいときに |
紅白 | 結び切りかあわじ結び | なし |